福岡県福岡市のハーモニカ教室HOLESの
ブログをご覧いただき、
ありがとうございます。
春の日差しが心地よい季節となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
最近、生徒様にハーモニカで
アイリッシュ音楽を演奏する場合の
質問がきましたので、
少し書いてみようと思います。
アイリッシュ音楽は映画やCMに
よく使用される音楽ですよね。
有名な映画タイタニックでも
聴くことができます。
まず曲のキーはほとんどGかDです。
ハーモニカで演奏するときは、
10HOLES、クロマチックともに
アイリッシュ専門のプロの奏者は、
カスタムチューニングで演奏しています。
ノーマルチューニングでも、
繊細なアイリッシュのテクニックは
難しくなりますが、もちろん吹けます。
カスタムチューニングは、
10HOLESは主に低音部の
配列が変わります。
クロマチックは主にレバーを押した時の
音が変わります。
私の大好きな奏者はBrendan Powerです。
どんなチューニングかはネット検索で
「Brendan Power harmonica tuning」
と検索すると画像が沢山でてきます。
もちろんBrendan Powerも
カスタムハーモニカで
超絶技巧を見せてくれます。
ちなみにDキーやGキーで演奏される理由は、
下記のような理由があります。
🎻 1. 弦楽器(特にギターやバイオリン)に弾きやすいキー
GメジャーとDメジャーは、
ギターやバイオリンなどの
弦楽器にとって、とても
弾きやすいキーのようです。
速いメロディもスムーズに弾けるようです。
2. トラディショナルなチューンがDやGで多く残っている
多くの伝統曲(リール、ジグなど)が昔から
DメジャーやGメジャーで演奏・記録されてきた背景があります。
- これは楽器の都合だけでなく、セッションで演奏しやすいよう
に共通調が自然と定着した結果でもあります。